これは律法の要求が、肉によらず霊によって歩くわたしたちにおいて、満たされるためである。
わたしは命じる、御霊によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない。
しかし今では、御子はその肉のからだにより、その死をとおして、あなたがたを神と和解させ、あなたがたを聖なる、傷のない、責められるところのない者として、みまえに立たせて下さったのである。
あなたがたを守ってつまずかない者とし、また、その栄光のまえに傷なき者として、喜びのうちに立たせて下さるかた、
天に登録されている長子たちの教会、万民の審判者なる神、全うされた義人の霊、
彼らの口には偽りがなく、彼らは傷のない者であった。
愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ明らかではない。彼が現れる時、わたしたちは、自分たちが彼に似るものとなることを知っている。そのまことの御姿を見るからである。
だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。
ふたりとも神のみまえに正しい人であって、主の戒めと定めとを、みな落度なく行っていた。
すると、信仰のゆえに、わたしたちは律法を無効にするのであるか。断じてそうではない。かえって、それによって律法を確立するのである。
わたしたちを肉に従って歩いているかのように思っている人々に対しては、わたしは勇敢に行動するつもりであるが、あなたがたの所では、どうか、そのような思いきったことをしないですむようでありたい。
わたしたちは、肉にあって歩いてはいるが、肉に従って戦っているのではない。